ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展

デザイン © Benedetta Tagliabue

ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2018において、i-Meshはインスタレーション「Weaving Architecture(織物建築)」において、ソフトアーキテクチャーの視覚的で詩的な可能性に挑戦しました。

パリの地下鉄クリシー・モンフェルメイユ駅において「EMBTミラージェス・タリアビュー」が手掛けたプロジェクトは、アイデンティティと都市統合の必要性を感じさせる神経的な接続点であり、i-Meshと自然な意味的・言語的な近接性を持っています。その近さは、「視覚的で詩的なモックアップ」を明らかにしているように、形式的かつ本質的なものであり、近い未来に実現し得るエンジニアリングを期待させるものです。

このプロジェクトを遂行するにあたって、ベネデッタ・タリアビューが率いるクリエイティブチームのビジョンについて徹底的に研究を行いました。デザイン全体に散りばめられた様々な要素―光と影のコントラストや、質感や光沢感、ひねり、自然色と人工色のミックスなどは、アフリカの図柄や彫像などを原案としています。繊維はすべて不燃性で耐久性の高いものを用いており、カーボンの黒、グラスファイバーの白、バサルトの明るい茶色、ケブラーのオレンジ色の4色で構成されます。そうして創り出されたi-Meshの多面体は、公共空間そのものの在り方、意識や意味を読み解くアート作品としても成立しています。

パフォーマンスの世界から借りてきて、再構築した素材は、ある時はミニマリズムと結びつき、またある時は装飾と結びつき、一本の糸に込められた現代的な無限性を発展させるために、さまざまな表現のニーズに言語を適応させることができるようになりました。

使用メッシュ
ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展
ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展

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